とろけるように眠る猫をSNSに投稿する「#とろねこチャレンジ」で保護猫団体を支援
TwitterやInstagramでかわいい猫の写真や動画に癒されている人って、きっとたくさんいますよね?私もです。家族にも強要するほどに(笑)。
そんな中、「#とろねこチャレンジ」というハッシュタグにスヤスヤと眠るかわいい猫の写真や動画が集まっています。
「#とろねこチャレンジ」とは?
「#とろねこチャレンジ」は、コンテンツスタジオのCHOCOLATE inc.が花王株式会社のサポートを受けて立ち上げたプロジェクトです。“とろけるようにスヤスヤ眠る”猫の写真や映像に「#とろねこチャレンジ」というハッシュタグをつけて、TwitterかInstagramに投稿することで1投稿につき10円が保護猫団体に寄付される仕組みとなっています。
猫の殺処分を減らすために
このプロジェクトの背景には、日本で殺処分されてしまう猫の多さがあります。環境省の調査によると、その数はなんと年間3万頭にも及び、犬の4倍にあたるとのことです。
一番の課題として挙げられているのが、「保護猫の引き取り手」の少なさ。そこで「猫を飼いたい人が”保護猫”を引き取る」という慣習をもっと根付かせて、その分、保護猫団体が預かる数を増やすことで、殺処分を減らすことができると考えられています。
「#とろねこチャレンジ」は、このことを多くの人に知ってもらうとともに、投稿数に応じた寄付金を「保護猫の飼い主募集活動」に活用することで引き取り手を増やし、その分の殺処分を減らすために始められました。
すべての猫が スヤスヤ眠れる世の中につながることを願って
寄付金は集まった投稿数に応じて、花王株式会社から特定非営利活動法人「ランコントレ・ミグノン」に1投稿あたり10円が寄付されます。そのうち2割をキャットフード代に、8割をSNSを通じた「飼い主募集広告」に活用されるとのことです。
以下、「ランコントレ・ミグノン」代表の友森玲子氏からのメッセージです。
野生動物ではない猫たちが本来は人のそばでのんびり暮らせるはずなのに、人によって税金を使って処分されてしまう、という悲しい事を減らすために活動しています。猫は可愛いけれど最後まで飼うのは大変です。安易に飼わない、飼うなら保護猫をということを一人一人が守って行くことで変わるしかありません。ぜひ皆さんのまわりにも伝えてください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000024007.html
なお、花王がサポートする今回の取り組みの集計期間は2020年2月7日~4月30日までで、投稿数30万件(寄付金300万円)が上限となっています。
また、CHOCOLATEによると、本プロジェクト自体は今後も共感する企業やブランドが参画する形式をとり、継続的な活動を視野に入れているとのことです。
続々と集まる「とろねこ」の姿
花王の公式サイトによると、3月4日現在でTwitterの投稿数が92,999件、Instagramの投稿数が58,127件に達しています。開始から1ヶ月弱ですでに上限の半分を超えました。
無限に眺めていられますが、中にはこんな方からの投稿も。
こちらは、タレントの最上もがさんと愛猫のくまちゃん。
続いて、演歌歌手の藤あや子さんと愛猫のマルちゃん&オレオちゃん。2匹とも保護猫とのこと。
最後に女優の二階堂ふみさんと愛猫のトトちゃん&テンちゃん。
なんとも豪華です。
そして、癒されます。
参加方法はいたってカンタン。猫と一緒に暮らしている方は、「#とろねこチャレンジ」というハッシュタグをつけて、眠る猫の写真や動画をTwitter、またはInstagramに投稿するだけ!期間中は何度でも投稿できます。
また、猫を飼っていない方でも、このチャレンジのことや、その背景を周囲の方に教えることで輪を広げていきましょう!